WordPressで計算できるWebアプリを実装

WordPressで、ふるさと納税の限度額計算ができるページを作成しました。

いろいろなサイトで計算ができるようになっていますが、ほとんどが給与だけで、事業所得もできるサイトもありますが、全部の所得ができるサイトは見つかりませんでした(本当はあるのかもしれませんが、検索には引っかかりませんでした)。

だったら自分で作ってしまおうということで、作成してみました。

作成の方法はいくつかあります。

  • JavaScriptで実装
  • PythonのFlaskフレームワークで実装
  • WordPressのプラグインを使う

結論から言うと、プラグインを使うのが一番簡単です。

JavaScriptで実装する場合は、セキュリティ対策が必須になりますので、それが面倒です。

PythonのFlaskフレームワークでWebアプリを実装することもできますが、サーバーにPython、Flaskをインストールしなければならず、できればサーバーは汚したくありません。以前はHerokuの無料枠がありましたが、今はすべて有料になってしまいましたので、Webアプリを公開するには、有料のHerokuを使うか、自前のWebサーバー(わたしの場合は、エックスサーバー)で公開する必要があります。この方法はメンテナンスも面倒になりますので、できるだけ手軽にやりたいです。

となると、一番簡単なのが、プラグインを使う、ということになります。

実際、WordPressのプラグインは種類が豊富で、できないことがないほどです。ただし、WordPressのセキュリティ上の最大の弱点もプラグインですので、プラグインの選択も慎重に行う必要があります。プラグインの選択基準としては、更新頻度が多く、何年も放置されているものは避けます。また、ダウンロード数が多いのも安心です。

今回使用したプラグインは、「Calculated Fields Form」です。非常に使い勝手がよく、実際に作ったページを見ていただければわかりますが、無料でもかなり高度なことができます。if・else文を使った条件分岐もできますし、数式の種類も多いです。

ちょっとした計算ができるサイトをWordPressで作成したい場合にはおすすめです。

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