不正接続摘発、10代が3割 犯罪関与の認識薄く 楽天回線事件、容疑の少年6人に
他人の楽天IDに不正ログインして携帯電話大手「楽天モバイル」の回線を契約したとして2つの少年グループ計6人が摘発された。若年層の不正アクセス犯罪は増えており、2024年に全国の警察が摘発した容疑者の3割弱が10代だった。犯罪との認識が薄いケースが目立つといい、ネットリテラシーの向上が欠かせない。
2025年3月22日 日本経済新聞
10代は、自分の力を試してみたい、あっと言わせたい、という衝動にかられることもあると思いますが、それが取り返しのつかないことになる時代になりました。昔だったらコッテリと絞られて、ということで済んだことでも、人生終了、ということもあり得るから恐ろしいです。
部屋に籠ってネットをしていると、誰も見ていない、という錯覚に陥るかもしれません。
しかし、むしろネットは丸裸、匿名はあり得ない、と思った方が良いです。ハンドルネームなどを使ったとしても、それは表面上だけのことで、どこからどのようなアクセスをしたのか、調べようと思えば調べられます。どのページにアクセスしたのか、どのくらいの時間滞在したのか、検索キーワードは、投稿内容は、すべてバレます。
先日、デジタルフォレンジックの講義を受けましたが、とても勉強になりました。今はいろいろなところに痕跡が残るので、複合的に見ることができます。今はUSBやスマホの持ち込みが制限されることもあり、データの持ち出しに紙を使うことが増えているようで、プリンターのログ(何を印刷したのか)も重要になるのだとか。