[社説]地方創生は薄く広くをやめ重点化を
政府が地方創生の今後10年の戦略を練り直す。石破茂首相は国の交付金倍増を掲げるが、広く薄く配っても効果が乏しいのは、これまでの経緯から明らかだ。
地方創生は人口が減っても活力を保てるよう、地域が国頼みでなく自ら戦略を描くことが大切だ。同時に北海道や九州といった各地方ブロックの中枢・中核となる都市が、その地域全体を支えることも重要ではないか。そうした地方全体の将来像に向け、支援を重点化することを考えるべきだ。
2024年12月2日 日本経済新聞
税は広く薄く集めて、重点的に大きく使うのが基本。広く薄く集めて、広く薄く使っても効果が薄いのは当然です。
非課税世帯に3万円など愚の骨頂です。