太陽フレアがピーク期入り 停電やスマホ障害のリスクも
太陽表面の爆発現象である太陽フレアの地球への影響が懸念されている。現代社会は電力網や通信、衛星測位などフレアの影響を受けやすいインフラへの依存を深めており、損害リスクは高まる傾向にある。太陽活動は今秋頃からピーク期に入っている。波状的に訪れる影響に備えが重要だ。
太陽の磁力線のつなぎ換わりでフレアは発生し、影響は3段階で地球に押し寄せる。
第1波はエックス線やガンマ線などの電磁波。8分で地球に到…
2024年12月16日 日本経済新聞
よく、太陽の表面に炎のようなものが立ち上がる映像がありますが、あれは単なる炎ではなく、太陽の強力な磁力線と関係があります。黒点も同様で、黒点が増えるということは、太陽の表面に強力な磁場がたくさん出てきているということでもあります。
太陽フレアも、磁場が開放されることで行き場を失ったエネルギーがプラズマとなって宇宙に放出される現象です。それが地球に降り注ぐと、高エネルギーのプラズマによって、さまざまな影響が出ます。GPSなどが狂う程度で済むなら良い方で、悪ければ、衛星が破壊されたり、異常電流が流れて、停電が起きたりします。大昔には京都でもオーロラが見えたそうですが、また見えるかもしれません。
すべては、太陽の磁場が原因です。