ショートドラマが蔓延

ショートドラマ日本上陸 新興、中国企業と国内配信

1話90秒、スマホで手軽

2024年4月16日 日本経済新聞

TikTokやインスタの動画もそうですけど、ドラマも短くなっています。YouTubeもあまり長いと見る気がしなくなっています。

YouTubeも倍速以上での視聴が当たり前です。確かに、あまりにもコンテンツが多すぎて、飛ばしながら、あるいは早送りしながら見ないと時間が足りません。

ちなみに、公認会計士は毎年研修を受けなければなりません。特にコロナ禍以降、ネットでのオンライン研修が当たり前になり、動画での研修を受けています。基本的には60分で1単位、3年間で120単位以上かつ1年あたり最低20単位、という決まりがあります。そのため、1年目、2年目にギリギリの20単位にしておくと、3年目でそのツケが回ってきて、80単位取らなければならなくなってしまうので、結局のところ、毎年40単位取るのが無難、ということになります。夏休みの宿題と一緒です。

忙しい業務の合間に研修を受けなければならないので、どうしてもズルしたくなる動機が生まれます。以前、この研修の受講に関して不正をした会計士が処分され、研修制度がより厳しくなってしまいました。高速早送りしたり、2台同時で別々の研修を受講したりすれば研修が早く終わりますが、それでは研修の意味がありません。

倍速の方が頭に入ってくるという説もありますが、確かに解説動画などであれば内容が分かれば良いのでそれでもよいですが、映画などはやはりゆっくり見たいです。特に、声は早送りすると意味はわかっても雰囲気、ニュアンスは伝わってきません。「間」も大切です。こういったことは、実は動画作りには重要な部分なので、せっかくの勉強の機会も失っていることになります。

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