赤色3号

石油由来の食品向け着色料、米で全面廃止へ 26年末までに

米食品医薬品局(FDA)は22日、石油由来の着色料全ての食品利用を2026年末までに段階的に廃止する方針を発表した。これまでに禁止を発表していた着色料「赤色3号」に加え、新たに8種類の着色料の廃止を目指す。

米国では石油由来の9種類の着色料について食品利用が承認されている。うち着色料「赤色3号」はすでに禁止が発表されているが、これまで食品メーカーに要請していた期限を前倒しして、26年末までに廃止させる。FDAによれば、従来の期限は27〜28年としていた。

そのほか、FDAは数カ月以内に「シトラスレッド2号」と「オレンジB」の食品利用の承認を撤回し、残る6つの石油由来の着色料の26年末までの廃止に向けて食品メーカーと協力しているという。FDAは数週間以内に4種類の自然着色料の使用を承認することも発表した。

2025年4月23日 日本経済新聞

日本は静観のようですが、いずれ対応を迫られると思います。

もっとも、海外のお菓子は毒々しい色のものが多いのも確かです。キャンディーとかグミなど、原色系の物凄い色ですからね。それに比べたら、日本の食品はそれほどでもないような気もします。

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