「一陸特」の試験を受験してきました

第一級陸上特殊無線技士(「一陸特」)国家試験を受けてきた感想です。

結構、受験生が多いなあ、と感じました。5Gやドローンの影響でしょうか。この資格があれば、とりあえず無線機器の技術操作に関しては十分とのことで、需要が多いそうです。

試験会場は4教室。午前、午後の二つに分かれていたので、トータルで500人はいたのではないかと思います。女性も多かったです。

試験時間は3時間ですが、基本的に知っているか、知らないか、で勝負が決まりますので、あまり時間をかけても仕方がないところがあります。悩んでも、わからなかったら4択、あるいは5択からエイヤーっと勘で埋めるしかありません。

計算問題は数問、ひねったものがあって一瞬焦りましたが、冷静になって考えれば答えが出るものでした。過去問丸暗記では難しいところを突いてきますので、侮れません。大半は過去問と似ているので、それができなくても何とかなります。

問題は、「正しいものを選べ」「間違っているものを選べ」という聞き方が混在していますので、間違えないようにそこを強調するように、丸を付けます。

もちろん全問正解する必要はありません。法規は12問中4問、無線工学は24問中9問落としても良いと割り切って考えることも大切だと思います。わからなかったら捨ててしまい、その箇所は確率に任せてしまうというのも一つの戦法です。
入学試験などと違い、基準点に達したら合格という絶対評価なので、その点は安心できます。

ちなみに、マークシートは、楕円形が普通だと思いましたが、今回は横長の長方形に埋める方式なので、ちょっとやりにくかったです。マークシートは、かつて痛い目に遭ったため、慎重にチェックしていきます。

どんな痛い目にあったかというと、一列ずつズレてマークしていたのですが、最後にひとつマスが足りなくなってから、はじめてズレていることに気付き、慌てて直し始めたものの、終了時間が来てしまい、直しきれずに時間切れになってしまった、という痛恨のミス。あれ以来、マークシートには慎重になりました。

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