死んだ後の財産

今日の日経プラス1では、デジタル遺品についての特集でした。以下がトラブルのランキングですが、わたしの場合、全部当てはまります。

  • スマホのロック解除
  • ネット証券口座
  • ネット銀行残高
  • PCのロック解除
  • サブスク課金
  • 仮想通貨
  • 携帯電話解約
  • 電子マネー
  • メル友
  • 遺影用写真データ

特に、最近は二重認証でスマホが必須になっているので、スマホのロック解除ができなかったり、解約してしまったらニッチもサッチもいかなかくなってしまうので、スマホが要注意です。

先日も、母が証券口座の電話番号を変えようとしたら、電話番号を変えてしまった後だったために、ネットでの手続きができず、書類手続きになってしまいました。というのも、SMS認証が旧電話番号に届いてしまうため、SMS認証ができないという隘路にハマってしまったためです。

旧電話番号を持ったままにするということはないと思いますので、これは落とし穴です。

サブスクも危険です。私もかなり減らしました。解約しない限り毎月引き落とされ続けますからこれも要注意です。早めの整理が必要です。

おひとり様、遺言・契約で後託す 財産や死後事務

ずっと独身だったり、家族と離別・死別したりした高齢の単身者が増えている。「死んだ後のことなど関係ない」などと言っていられるのは若いうちだけ。高齢のおひとり様は、自分の財産をどう引き継ぐか、万が一の際の手続きを誰に頼むかといったことを早めに決めておかないと、親族や周囲に迷惑や負担をかけることになる。

2025年5月31日 日本経済新聞

正直、自分が死んだ後に財産がどうなるか、自分で確認する術はありませんので、心配しても仕方ないでしょう。

わたしは、日の下で骨折った一切の労苦を憎んだ。跡を継ぐ者のために、それを残さなければならないからである。

その者が知恵のある者か愚か者か、だれが知るだろうか。しかも、私が日の下で骨折り、知恵を使って行ったすべての労苦を、その者が支配するようになるのだ。これもまた空しい。

伝道者の書 2:18〜19
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