ポケベル、無線機が爆発

爆発のポケベル 「イスラエルの隠れみの企業が製造」 NYT報道

レバノンでポケットベル型の通信端末が一斉に爆発した事件をめぐり、米紙ニューヨーク・タイムズは18日、3人の情報当局者の話として、端末を製造したとされるハンガリーのBAC社は「イスラエルのフロント(隠れみの)だった」と報じた。

同紙によると、イスラエルの諜報(ちょうほう)員が製造していることを隠すため、ほかに少なくとも2社のペーパー会社も設立。BAC社は通常の製品を作りつつ、ヒズボラ向けにはPETNと呼ばれる爆薬を電池に混ぜ込んで別に生産した。レバノンへの出荷は2022年夏に始まったが、最高指導者のナスララ師がヒズボラのメンバーに携帯電話の使用を禁じた今年2月以降増産したという。

2024年9月20日 朝日新聞デジタル

身体的な障害を負わせるだけなら、小さな爆弾でも十分目的を果たせる、ということでしょう。地雷と同じですね。

ポケベルや無線機なら、持ち主が充電してくれるので、電力供給には問題がありません。あとはいつ起爆するか、だけです。

それにしても、このような超小型爆弾が映画の中だけでなく現実に登場してしまったので、特に飛行機の現場は大変そうです。どうやって爆発物かどうかを見分けるのでしょうか?上空で起爆されたら終わりです。

あらゆる電化製品が媒体にできそうなので、リモコン、カメラ、キー、エレベータのボタンあたりも怖いですね。ボタンを押したら「ドカン」なんて、映画ではよく見かけますが、もはやどこで起きてもおかしくない状況です。

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