環境省、「PFAS」有害性を調査 水質監視も厳しく
環境省は発がん性などが指摘される有機フッ素化合物「PFAS」の調査・研究に着手する。神経や代謝、生殖、免疫といった健康への影響を調べる。河川などにどれだけ含まれるかの監視も強め、基準値の見直しが必要かを検討する。
2023年8月21日 日本経済新聞
地中眠る除草剤、撤去急げ
50年前、無害化できず埋設 豪雨で流出懸念
半世紀前に各地の国有林に埋められた除草剤の撤去に国が動き出した。有害なため1970年代に使用が中止されたが当時は無害化する技術がなく、やむなく山中に埋設。近年相次ぐ豪雨で流れ出る懸念があるとして撤去を求める声が強まった。埋設場所の正確な記録が残っていないとの見方があり、除去に長期間を要する恐れもある。
2023年9月21日 日本経済新聞
巨大企業、デュポンがテフロン原料工場の近隣地域で起こした、環境汚染についてのドキュメンタリー映画「ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男」はおすすめです。PFASがいかに恐ろしいかがわかります。このような映画は日本ではなかなか作られないでしょうね。
ここ大阪でも、PFASについての調査が始まっています。除草剤（枯葉剤）については、昔から言われているのに今頃？という感じですが、こうして報道され始めたことは良いことです。