失うものがない人は怖い

失うものがある人は、それを失いたくない、という意識が働き、それが抑止力となります。

しかし、失うものがない人は、その抑止力が働かないため、時として非常に怖い存在になります。

刑務所に入ることを何とも思わない人にとっては、刑法は何の役にも立ちません。

同じように、失うものがない人と一緒に仕事をするのも非常に怖いです。特に失うものが大きい人が、ほとんど失うものがない人と組んだ場合、多くの場合、失うものが大きい人の方が尻拭いすることになります。

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