日経の「大機小機」

ウェーバーが残した言葉

「財産のないフリーランサーは奴隷に過ぎない」。「中国の赤い星」の著作で知られるジャーナリスト、エドガー・スノーは1958年出版の自伝でこう書いている。組織に属さずジャーリズム活動を続けようにも、元手がなければ話にならないということだ。

元タレントの中居正広さんと女性とのトラブルを巡る先月27日のフジ・メディア・ホールディングス(HD)の10時間にも及ぶやり直し記者会見は、フリージャーナリストも含めた参加自由、

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彼らに財産があるかどうかは知る由もないが、「ネットでの炎上商法」の奴隷なのではないか。

2025年2月27日 日本経済新聞

今回の「大機小機」は考えさせられる内容でした。

「人間的に崩れてしまった下らぬジャーナリストがたくさんいても驚くに当たらない」

同上 マックス・ウェーバー「職業としての政治」

100年以上も前の著作です。いつの時代も同じなのですね。

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