次世代生成AIの基盤が続々登場

ChatGPTが登場して、1年以上が経ちます。便利に思うこともありますが、まだ使われる場面は限られる、というのが率直な感想です。登場してからもうすぐ2年になる、画像生成AI、Stable Diffusionの方が利用価値が高いです。

ChatGPTが発表されてから、日本語に特化した生成AIが発表されるなど、日々情報を追いかけていますが、あちこちで開発が進んでいます。

現状では、生成AIは大量の電力を消費しますので、PC上でも動くコンパクトなものが欲しいところです。

Transformerの後継とされる「RetNet」

Transformerの後継とされる、「RetNet」が注目されています。論文「RetNet A Successor to Transformer for Large Language Models Explained」によると、新しいモジュール「retention」を使用し、かなり効率が良いとのこと。

「Claud3」

GPT4を超えると言われる「Claud3」をAnthropicが発表。ちなみに、このAnthropicは元OpenAIの研究者が設立した会社だそうです。

サカナAI

複数のAIを掛け合わせ、交配と生き残りによって、より優れたAIを導き出すという手法で開発。より少ない資源で開発が可能とのこと。

Google「Gemini 1.5 Pro」

入力できる情報を100万トークンにまで拡大。1時間の動画、11時間の音声、3万行以上のコードまたは70万字以上のコードベースなどといった、膨大な量の情報処理が一回で可能になるそうです。

xAIの「Grok-1.5V」

マルチモーダルモデルで、最大の特徴が画像認識能力。

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