米ナスダック「取締役の多様性基準」無効に 控訴裁判断
米連邦巡回区控訴裁判所は11日、米大手証券取引所ナスダックが上場企業に女性やマイノリティー(少数派)の取締役選任を求める取締役会多様性ルールを無効と判断した。米国で企業の社会的責任とみられていた「DEI(多様性、公平性、包摂性)」推進が逆風にさらされている。
ナスダックのルールは2021年に米証券取引委員会(SEC)から承認を受けた。上場規則として取締役会における多様性を確保する狙いがあり、段階的に適用が始まっている。今回、控訴裁はSECが議会によって付託された権限を逸脱したと結論づけた。
2024年12月13日 日本経済新聞
当然でしょう。能力基準で決めるべきであって、属性で決めるべきではありません。
結果として、その人たちが経営者としてふさわしければ良いですが、そうでなかったら、会社の経営が無茶苦茶になり、本末転倒になってしまいます。
日本でも、女性の比率を上げることに躍起になっていますが、ただ単に数合わせのために当たり障りのない人を据えている、というのもあると聞いています。本当に能力があって起用されていれば良いのですが。