動画撮影も省人化

キヤノン、映像制作を省人化 カメラ4~5台でワンオペ撮影

カメラマンに美術スタッフ、出演者。多くの人材が必要とされる映像制作現場で省人化の取り組みが始まっている。支えるのはキヤノンやソニー、NECなどが開発した最新機器だ。インターネット配信の興隆など世界で映像市場が拡大するなか、制作に携わる人の負荷は高まっている。現場業務を効率化して需要に応えられるようにする。

2024/11/28 日本経済新聞

映像制作にも省人化の流れが始まっています。

映像制作にはたくさんの人が関わっています。撮影はあくまで素材集めの一部であって、撮影後の編集作業も大変です。一つの動画を作成するだけでも大きな負担となります。これはわたしも自分でやっていて痛感します。わたしの場合は簡単な1分程度の短い動画を作成しているだけですが、それでも素材集めからそれらを編集して一つにまとめるのは大変な作業です。今はある程度テンプレートが決まったので、使い回しが効き、かなり楽になっていますが。

AIに喋らせようとしても、その話すネタは考えなければなりません。映像に合わせてテンポを合わせたりという作業も結構な手間です。この点、人間にやらせた方が実は早いかも、と思うこともあります。でも、これもそのうち、自動で調節してくれるようになるでしょう。

すでに、イラストからアニメーションが作れるようになっていますし。

AIで動画制作サクサク ユーチューブがソフト アイデア文字入力で瞬時に、TikTokに対抗

米グーグル傘下の米ユーチューブは18日、動画生成AI(人工知能)を使って動画制作を支援するソフトを発表した。ユーチューブは幅広いクリエーターの参入を促すことで25億人が利用する巨大配信基盤を生み出したが、生成AIで動画投稿の垣根をさらに下げ、「誰でもユーチューバーになれる」ことを目指す。

2024年9月20日 日本経済新聞

クリエイティブの世界でも、どんどんプロが必要なくなりつつあります。

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