モバイルバッテリーのリコール

先日、気になっていたリチウムイオン電池をようやく廃棄できました。

大昔のiPhine4sは、デザインが気に入っているので、手元に置いています。ところが昨年頃から裏蓋が浮いてきて、いよいよやばい、という感じになりました。

他にも、ガラケーの電池などがたくさんあったので、それも何とかする必要がありました。

iPhoneについては、専用の工具がないと開けられません。工具セットを購入し(2000円くらい)、分解方法をネットで調べて、リチウム電池を取り出すことができました。取り出した後の本体は保管しています。

aquos senseやガラケーも解体し、リチウムイオン電池を取り出した後は、基盤も含め粉々に破壊し、廃棄しました。

堺市では、膨張したものなど、家電量販店で引き取ってもらえないリチウムイオン電池を無料で引き取ってもらえます。全部で5個ありましたが、明らかに膨らんでいるものが2個だったので、残りを家電量販店に持っていったところ、なんと、ちょっと膨らんでいるだけでダメと、拒否されてしまいました。ぱっと見ではわからないのですが、確かに定規を当てると膨らんでいます。

最終的には、問題のある電池はすべて堺市に引き取ってもらえて、胸のつかえが取れた感じがしました。

リチウムイオン電池火災、10年間で9倍 回収体制の構築が後手

モバイルバッテリーなどに搭載されるリチウムイオン電池の廃棄が問題になっている。老朽化すると発火リスクが高まり、火災の危険を伴う。東京消防庁管内でリチウムイオン電池が原因の発火件数は10年間で9倍に増えた。生産だけでなく安全な回収、廃棄まで考慮に入れた管理体制の構築が後手に回っている。

2025年6月30日 日本経済新聞

Ankerのモバイルバッテリー、回収数十万個に 急成長に品質の試練

中国系のモバイルバッテリー大手アンカー・ジャパン(東京・千代田)によるモバイルバッテリーの回収対象が数十万個に上ることが27日、分かった。手ごろな価格で日本で急成長してきたが、品質管理でつまずいた。築いてきたブランドを損なうおそれがあり、試練を迎えている。

2025年6月27日 日本経済新聞

アンカーは大丈夫と思っていたのですが、危険ですね。わたしは、モバイルバッテリーは持っていません。エネルギーの塊ですからね、怖いです。安易に買うものではないと思います。

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