三菱UFJの貸金庫盗難事件

三菱UFJ頭取「信頼の根幹揺るがす」  貸金庫窃盗で陳謝

三菱UFJ銀行は16日午後、元行員が貸金庫から顧客の現金などを窃盗していた問題で記者会見を開いた。半沢淳一頭取は会見の冒頭で「ご迷惑、ご心配をおかけしたことを心よりおわび申し上げる」と陳謝。「信頼・信用のうえに成り立つ銀行ビジネスの根幹を揺るがすものであり、信頼の回復に全行をあげて取り組む」と述べた。

同行によると、元行員は40代女性。支店の貸金庫や予備鍵の管理責任を負う立場を利用し、2020年4月から約4年半にわたる在籍期間に東京都内の練馬支店と玉川支店で現金などの窃盗を繰り返していた。被害に遭った顧客は約60人で、被害額は時価で十数億円程度にのぼる。

2024年12月16日 日本経済新聞

これは想定外ですよね。まさか貸金庫から盗まれるとは。

しかも、基本的には入れた本人しか中身はわからない点で、被害の全容解明を難しくしているとも言えます。

もし貸金庫に現金や金の延べ棒を入れていたとしたら、それは表には出せないお金とも言えますし、名乗りにくいでしょう。

そういうところをうまく突いた犯罪とも言えます。

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