取引数が、もうすぐ600件!
おかげさまで、メルカリを始めてから2年6ヶ月経過しました。
取引数がもうすぐ600件に到達しようとしています。扱っている商品のほとんどが書籍です。転売ヤーではありませんので、基本的に購入額以下の価格設定のため利益になることはありませんが、新しい本を買うための足しにはなっています。
メルカリの出品では、写真と説明書きが重要です。写真はいろいろな角度のものを用意し、商品の状態を包み隠さず丁寧に正確に記載すれば問題は生じないと思います。
わたしの場合、梱包もプチプチに包んで、かなり丁寧に梱包していますので、わたしが販売したものでは今のところトラブルは一度もありません。
他の人はどうしているのかと勉強も兼ね、何度かメルカリで購入しましたが、意外と雑な人が多い、という印象です。封筒に本がそのまま入っていたり、というものもありました。雨が降っていなかったからよかったものの、濡れたらがっかりしていたでしょう。この点は、素人の方なので、梱包の品質はバラバラです。
値付けについての感性を磨けます
メルカリをやることには、もちろん不用品を簡単に売れるというメリットもあります。でもそれだけではなく、値付けについての感性を磨くことができる、という大きなメリットもあります。
一般消費者は購入価格には敏感ですが、いざ自分で価格を付けようとするとどうすれば良いかわからなくなってしまうと思います。これは一般消費者に限らず、業者も同じで、結局同業者を見ながらの横並びになってしまいがちです。
メルカリでは、頻繁に色々な商品の値付けが必要になります。煩わしいと感じることもありますが、売れるとやはり嬉しいので、頑張って写真を撮影して、説明を書いて、価格を決めて、ということを一生懸命やります。
横並びになることもありますが、一点物などは自分で決めざるを得ません。たまに安すぎて、転売ヤーにしてやられることもありますが、日々経験を積み上げることができます。
価格設定を間違えると赤字になってしまいます
先日、郵便局に発送に行くと、窓口で初めてメルカリで出品した人らしき人がいました。価格設定が送料より安かったらしく、「えっ、そんなに高いの?それじゃ200円の赤字だ」と騒いていました。
メルカリを見ていると、とても安い価格設定にしているものも多いです。
利益と送料を考えると、ほとんど利益が出ないか、あるいは実質赤字ではないか、と思われるものもあります。
私の場合は、ほとんどが本ですが、ネット上の古本の相場を参考にしつつ、手取りがブックオフに持っていった場合と比較し、さらに時給に換算して割りに合うか、これらを総合的に検討した上で値付けしています。
複雑そうですが、そうでもなく、まず、手取りが1000円以上になるかをまず考えます。商品登録、梱包、発送手続きを考えると、1時間かかる場合もあるので、基本は1000円。ただし、例外基準ももうけていて、次が手取り500円。これを最低ラインにしています。
メルカリ手数料が1割、送料が最低200円(2022/8月時点では、230円に値上がりしています)+梱包材になりますので、価格設定によっては蓋を開けたら手取り50円だった、ということになりかねず、手間を考えるとブックオフに持っていた方がよかったかも、と後悔してしまいます。基本の手取りが1000円以上になるかどうかで出品するかどうかで判断しているだけなので、比較的単純です。
取引ゼロの初心者はトラブルが多い
誰でも最初は取引ゼロの初心者ですが、取引数がゼロの方から注文が入ると、身構えてしまいます。
今までに遭遇したトラブルとしては、
匿名配送の場合、2次元バーコードを表示させて郵便局などでシールを印刷するのですが、住所に間違いがあって、バーコードが表示できないことがあります。
数字を半角にしていないのが圧倒的理由なのですが、これはメルカリ側で登録時に何とかできる問題だと思います。
せっかく郵便局に行ったのに引き返すしかなく、そのあとその初心者の方と何度もやり取りをする羽目になり、なぜ無償で手取り足取りこちらがメルカリのやり方を一から教えなければならないのかと、うんざりしてしまいます。
初心者が嫌がられる原因の一つだと思います。
メルカリは出品者、購入者の双方が評価をしなければ取引が完了しません。そこで困るのが、購入者が評価をしてくれないことです。
これは圧倒的に初心者に多いです。メルカリのルールを知らないのか、ネット通販と同じで、モノが届けば終わったものと思って、いちいち評価なんかしない、のかもしれません。
しかし、出品者としては取引が完了しないため、落ち着きません。もっとも、メルカリ側で期日を決めて強制終了し、無事入金されるのでまず心配はないのですが、こちらとしては一応連絡をしたり対応をするので、手間がかかります。初心者が嫌がられる理由の一つだと思います。
禁止項目に該当する出品物が目に付く
メルカリには禁止項目があり、出品できないものがあります。にもかかわらず、相変わらず金券類を見かけます。膨大な出品数なので取り締まりが大変なのでしょうが、要改善だと思います。
たくさん出品されているから大丈夫、とタカをくくっていると痛い目に遭いますので(アカウント凍結など)、自分は違反しないようにしましょう。