長居が増える社外取 10年以上「1割」迫る 監視の緩み、市場は懸念
上場企業で社外の人物が務める取締役の長期在任が増えている。在任10年以上の社外取は2024年、主要企業で約700人と5年で19%多くなった。適任の社外人材が不足する。国内外の投資家などで、経営者との距離が近くなりすぎるとの見方が広がる。株主総会で反対票が増える恐れがある。
2025年3月16日 日本経済新聞
社外取締役は、腰掛け的な就職先と考えている人も多いと思います。月に何回か会議に出席して、いくばくかの報酬をいただければ御の字、ということで、競争率も高いと聞きます。
しかし、社外取締役は、重い責任を負っていることも忘れてはなりません。ひとたび何か問題が起きたら、わずかな報酬など割に合わないと気づくことになります。責任限定契約を結んでいたとしても、裁判になったりしたら、やはり大変です。