経団連次期会長に日本生命の筒井氏、十倉会長が正式表明
経団連の十倉雅和会長は17日、自らの後任に副会長の筒井義信・日本生命保険会長を起用する方針を正式に表明した。成長と分配の好循環の実現を託す。金融機関から経団連会長を選ぶのは初めてで、新たな経団連像を映し出す。
これは良いとも言えますし、悪いとも言えます。
製造業中心で、しかも輸出企業がメインだと消費税増税ばかり掲げている印象を強く受けていました。輸出企業にとっては、消費税がアップすれば、還付金が増えるので、消費税増税は業績アップにつながります。
企業献金についても、企業は選挙権がないので容認すべきという論調がありますが、それでは票を金で買っているようなものです。企業は法人税などが課せられるのに、投票権がないので、不利だというのです。マグナカルタの「代表なくして課税なし」ということなのでしょうが、その企業の力が大きくなりすぎ、国民を振り回すのはやはり問題です。
しかし、生命保険は、所得税の保険料控除という既得権益があるので、これに関して何らかの動きがありそうな感じがします。