JR、冬の「青春18きっぷ」改定 1人での連続利用に限定
JR各社は24日、全線の普通・快速列車が乗り降り自由になる「青春18きっぷ」のサービスを改定すると発表した。きっぷ1枚で複数人が同乗したり、期間をあけて乗車したりする使い方はできなくなる。従来の乗り降りは有人窓口のみで対応していたが、改定に伴って自動改札機を通過できるようにする。
2024年10月24日 日本経済新聞
学生時代はこの切符にお世話になりました。
昔は5枚セットだったで、友人たちと旅行に行く場合には、5人募集して10枚を分けて使ったりしていました。それが今後はできなくなるようです。
わたしが学生の時代は、西に行く場合、23:50(だったと思う)品川発大垣行きに乗り、午前0時を過ぎるところまでの切符を買い、そこから0時過ぎから18きっぷを使うと、最大限に利用できるので、とても混雑していました。しかも、今とは違って硬い椅子なので、長時間座っていると痛くなってきます。各駅列車をうまく乗り継ぐと(途中、快速、急行が使えるところもあり)、最大で熊本まで行けました。乗り継ぎでは走らないといけないところもありましたが、のんびりした時代だったので、待っていてくれたりします。
紙の時刻表を駆使して、どうすれば効率よく回れるかを計画するのも楽しく、ちょっとここにも立ち寄ろうと思っても、乗り降り自由なので気兼ねなくできます。
そういう牧歌的な不便な時代も良かったですね。時間に追われた、コスパ、タイパの時代は窮屈です。