日本の家どんどん狭く ステルス値上げで30年前の水準に
日本の住宅が再び狭くなっている。国の最新調査(2023年)では、1住宅当たり延べ面積は約92平方メートルとピーク時の03年から約3平方メートル狭くなり、30年前の水準に逆戻りした。建設コストが上がるなか、面積を削って価格上昇を抑える「ステルス値上げ」が常態化。適切な広さの住宅が取得できなければ、若年世代が結婚や出産をためらう原因となりかねない。
2024年12月23日 日本経済新聞
田舎に行けば広大な土地が安く手に入りますけれどね。
近くでも、大きな邸宅を潰して、区割りして建売住宅を販売しているのをよく目にするようになりました。2軒が限界かと思っていたら、なんと4軒も建てているのを見てびっくりしました。その方が儲かるからかもしれませんが、どんどん土地が分割されていくのもどうかと思います。
鎌倉幕府滅亡の原因の一つが、相続制度にあったとも言われています。相続するたびに土地が分割されていっては、しまいにはとても住めるようなところではなくなってしまいます。農地にしても、あまりに狭くては食べていくことができません。