大坂の陣、影にイエズス会 安部龍太郎氏講演 大阪発刊100年特集
日本経済新聞社は11月15日、大阪発刊100周年を記念し、作家の安部龍太郎氏による講演会を大阪本社で開催した。「大航海時代の日本と大阪」と題した講演の要旨は以下の通り。
先日、作家で元外務省主任分析官の佐藤優氏との対談で「やっと世の中が安部さんに追い付いてきた」と言われた。高校の「歴史総合」の教科書に、日本の戦国時代の始まりは世界の大航海時代のせいという解釈が載っていると教えられた。
私は作家デビュー以来、日本史と世界史を分けて教えるのはおかしいと訴え続けてきた。日本の歴史で外国の影響を受けなかった年はない。
2024年12月2日 日本経済新聞
まさにその通りです。今だって、日本はアメリカや中国など諸外国の影響をモロに受けています。これらとの関係を除外して日本国内だけを見ていても意味がありません。
これと同様なのが、理系と文系の区分ですね。数学は問題文の読解力がなければ問題の意味すら理解できず、問題を解くことができません。文系にしても、科学的な検証には統計学の知識が必要になります。