インボイス制度がもうすぐ始まりますが、あまり神経質になる必要はなさそうです。
日本人はまじめですから(ミスをすると責められるというのもありますが)、きっちり対応しないといけないとなりがちです。税務調査といっても、脱税などの悪意がなければ、それほど怖がる必要はなく、国税庁長官のコメントは至極当然と言えます。
インボイス税務調査「大口・悪質」に限定 国税庁長官
国税庁の住沢整長官は10月に始まるインボイス(適格請求書)制度の税務調査について、従来と変わらず大口で悪質な事例に限定して実施する意向を示した。「軽微な記載のミスを確認するための調査はこれまでしてきていない。記載事項(の不備)をあげつらうような調査はしない」と語った。
日本経済新聞のインタビューに答えた。
2023年9月12日 日本経済新聞
また、2割特例も、何となく恒久化されそうな雰囲気です。おそらく恒久化されると思います。計算がメチャクチャ楽ですし、特に一人親方などの一人会社は、2割特例でないととても対応できないと思います。国としても、今までゼロだったものが2割入ってくるのですから、御の字だと思います。