レジの効率化

お昼時、レジに並んだときのこと。

近くに新しいスーパーができ、そちらは食品が新鮮で美味しく、レジも並ぶ時間が短いので、そちらに行くことが多くなりました。

レジに並ぶ時間が短い理由は、レジ打ちの人はレジ打ちだけ、「精算は何番の精算機に行ってください」、と分業体制になっているからです。最近、多くのお店で導入されています。

レジ打ちの人が清算までやると、そこでお金のやり取りをするために時間がかかります。小銭を出す人がもたもたしていると、ますます時間がかかってしまいます。

レジ打ちの人がレジ打ちだけに専念できると、清算の手間から解放されるため、時間短縮になります。また、レジ打ちの人にとっても、お金の管理から解放されるので、双方にとってメリットのあるシステムだと思います。

それに対して、久しぶりに行った大手スーパー。客は少ないのにレジには長蛇の列。

レジ打ちの人がレジ打ちをしつつ、お金の精算もするという昔ながらのスタイル。客が少ないから利益が少なく、人件費を削っているのでしょうか。レジの数は多いのに、開いているレジの数は少ない。そのため、レジには長蛇の列。

品数も少ないように思えました。「これしかないの?」、という印象です。PB商品の方が多く、客が欲しがる商品というより、店が売りたい商品を置いている、という感じを受けました。

客足が減り、そのために利益が減る。利益が減るから人件費を削り、システム投資もできない。商品数も増やせない。そうなると欲しいものがない、レジに並ぶのも面倒、ということでますます客足が減る、という悪循環になっている感じを受けました。

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