Gmailのなりすまし対策、6月から全面適用

Gmailのなりすまし対策、6月から全面適用 送信未達も

米グーグルのメールサービス「Gmail」でメールを送る際のセキュリティーガイドラインが6月1日に全面適用される。サイバー攻撃の起点になるメールの安全性を高めるためで、大量送信者になりすまし対策などを求める。日本企業の対応は遅れており、メールが届かないなどの影響が出る可能性がある。

2024年5月31日 日本経済新聞

個人のGメールアカウントにメールを送る際の要件を定めたグーグルのセキュリティーガイドラインが6月1日、全面適用される。なりすまし対策技術「DMARC(ディーマーク)」の実装や、ワンクリックでの配信停止などのスパムメール対策を大量送信者に求める。未対応の場合はメールが届かないなどの影響が出る可能性があるが、中小企業の多くは対応できていないとみられる。

(略)

②メール認証方式への対応

すべての送信者に対し、送信元を認証する技術「DKIM」か「SPF」の対応を要求。1日5000件以上の大量送信をする場合はDKIMとSPFに加え、さらに厳しいDMARCへの対応も求めた。DMARCは自社と同じドメインのメールについての真偽を自動で判定する技術。導入すれば送信元のアドレスを書き換えられても、なりすましを防ぐことができる。

2024年5月28日 日本経済新聞

わたしの事務所では、すでに「DMARC」を実装しています。届かないと困りますから。

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