MacBook Pro 14インチ M1 Pro を手に入れました

MacBook Pro 14インチ M1 Proを入手しました。目的は、AIに絵を描かせるためです。

現在手持ちのマシン(13.3インチ MacBook Pro 2017モデル メモリ8GB、HDD256GB)では明らかに能力不足です。

できないことはないのですが、時間がかかって仕方ありません。また、常時ファンが回りっぱなしで、PCがダウンしてしまうのではないかと心配になるほどです。

UnityやXcode、Python機械学習でも使っているのですが、最近は特にファンの稼働が増え、本体も非常に熱くなるので、かなり無理をさせているな、と感じていました。

ということで、新しいマシンを物色し始めました。

M1 Mac miniでApple Siliconの桁違いの能力に感動したので、M1かM2マシンのどちらかしかないと思いました。Apple Siliconにシフトしていますし、intel Macの選択はありません。

手持ちのMac miniは、メモリ8GB、GPU8コアなので、ちょっと能力が不足します。Logic ProやFinal Cut Proを動かすには特に問題ありませんが、AIとなると非力な感じがします。

かといって、AIのためにゲーミングPCを買うのも抵抗があります。仕事はMacが中心なので(ほぼ信者に近い)、Windowsマシンに魅力を感じません。

目次

新旧 MacBook Pro の比較

外観

新しい方は、14インチなので、一回り大きいです。キーボードを改善したために本体も分厚くなっているので、ゴツい感じがします。昔のNECや富士通FMVを思い出しました。

重くなりましたので、持ち歩くのはちょっときついかもしれません。持ち運ぶには、やはり薄くて軽い方がいいです。重い作業をしないのであれば、M2 MacBook Airで良いと思います。

電源は、マグネット方式に戻ったので、これは助かります。ただし、ネオジムなのか、磁石がちょっと強い感じがします。もう少し弱くても良いかも。

HDMIやSDカードスロットが付いているのもいいですね。今まで外部モニタに接続するためのアダプタを使っていましたが、不要になりました。

キーボードが良くなりました

2017モデルは、悪名高きバタフライ方式。キーを打った時感じもカチャカチャしていて打ちづらく、また故障が多いということなので、普段は東プレのキーボードを繋げています。

2015から2019モデルまでが、このバタフライ方式で、Appleが修理プログラムを発表しています。構造的にチリやホコリに弱いそうです。

バタフライ方式があまりにも評判が悪いので、以降は、シザー方式に変更されました。今回のキーボードは打鍵の感じはスムーズで打ちやすいです。

古いPCにも使い道あり

今回、13.3インチ MacBook Pro 2017を下取りに出そうか迷いました。

しかも、5年も前のモデルなので、OSのサポートが切れるのも時間の問題です。

M1 Mac miniもあるため、何かあったとしても2台あれば支障はないのですが、古いマシンにも使い道があります。

初期化して、OSを「High Sierra」に戻すと、AdobeのCreative Suite 6が使えるようになるのです。もちろん、セキュリティの問題があるので、スタンドアロンで使う必要がありますが、Adobe税を払わずにIllustratorやPhotoshopがMacでまた使えるようになるメリットは非常に大きいです。

IllustratorやPhotoshopはWindows8.1で使っていたのですが、2023年1月にサポートが切れてしまいますので、Windowsで使い続けるにしてもスタンドアロンになります。

ちなみに、Appleで査定してみたところ、下取り価格は12,000円。Apple Silicon M1が登場してから、Intel製Macの価値は大幅に下落しています。12,000円であれば、CS6を動かすマシンとして余生を過ごしてもらうのもよいと思います。

以前、どうしても古いソフトを動かすためにWindows XPマシンが必要になったことがあります。結局諦めるしかありませんでしたが、突然古いマシンが必要になることがありますので、古いからといって安易に捨てるのも考えものです。

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