隙間バイトからみる景気

隙間バイトからみる景気 特需が一服、求人の勢い鈍る タイミー・小川嶺代表

人手不足を背景に隙間時間に単発で働くスポットワーク市場が拡大している。原動力は面接は要らずスマホでマッチングが完結する人材仲介アプリだ。仲介アプリ最大手タイミーの小川嶺代表に新たな労働市場の見通しを聞いた。

――求人から見える今の景気は。

「中心はサービス業なので景気の波に敏感です。新型コロナウイルス禍後は外食や旅行などの消費が盛り上がり活況でした。今はこうした特需が一服し、物価高で家計の節約志…

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「過去の不正データと照合して該当求人を掲載前にブロックするほか、掲載した求人は全件、実際の勤務前に目視確認しています。・・・」

2024年12月2日 日本経済新聞

「掲載した求人は全件、実際の勤務前に目視確認しています。」

どうやっているのか気になります。膨大な案件を全件目視とはどのレベルでの実行なのでしょうか。

隙間の有効活用は、空いているスペースを貸し出したり、普段は使わない高級時計を貸し出したり、といろいろと登場しています。もっとも、高級時計の方は事件になってしまいましたが・・・。

トケマッチ元代表、海外逃亡計画し一斉売却か 横領疑い

所有者から預かった高級腕時計を貸し出すシェアリングサービス「トケマッチ」の運営会社元代表が業務上横領容疑で指名手配された事件で、返却されていない時計は元代表が出国した1月に集中して売却されていたことが7日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁は海外逃亡を計画した上で一斉に売却したとみており、組織性の有無も捜査している。

2024年3月7日 日本経済新聞

遊休資産を貸し出して、少しでも稼ごうと思っても、時計のような動産は簡単に盗まれてしまいます。車も傷を付けられたり、事故を起こされたりしたら大変です。

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