フジテレビの記者会見が10時間超え

フジテレビ会見、10時間超え午前2時終了 港社長ら辞任

フジ・メディア・ホールディングス(HD)は27日、東京・お台場の本社で記者会見を開いた。元タレントの中居正広さんと女性とのトラブルやその後の対応を受け、フジテレビジョンの港浩一社長らが辞任すると発表した。経営幹部の発言などをタイムライン形式で報じる。

2025年1月27日 日本経済新聞

何となく、今回はフジテレビにとっては成功だったと言えるのではないかと思えてしまいました。

前回が完全に失敗して、世間から袋叩きにあっており、今回は完全に吊し上げの状態。

追求する記者たちと無抵抗状態の役員たち。しかも、ラスボスがいない状態なので、ある意味、壇上にいる方々は生贄に近い存在です。こうなってくると、イジメにも近い構図になり、実際そう見えてしまいました。

近年問題になっている、店舗でのカスハラに近い状態です。抵抗できない立場の方に向かって過剰な攻撃をするのはかえって逆効果になってしまいます。

フジテレビはほぼどん底状態なのですから、これ以上落ちようがありません。そこで、このような記者会見をやり遂げたことから、むしろ同情を買うことに成功してしまったように思います。あとは、第三者委員会の結果待ちと、日枝氏の動向待ちですね。それまではスポンサーも動きようがないでしょう。

それにしても、やはり質問力は大切だな、と感じました。質問が下手だと、聞いている方もイライラしてきます。

フリーのジャーナリストは優秀だね、と言ってもらえるチャンスだったのに、これだからフリーの人はダメだ、となってしまったことは残念です。せっかくの機会を棒に振ってしまいました。

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