金融庁、FPパートナーに立ち入り検査 保険推奨めぐり
金融庁が保険代理店のFPパートナーに対し、保険業法に基づく立ち入り検査に入ったことが分かった。同社は、多額の広告費を支払った生命保険会社の保険商品を優先的に顧客に推奨していた疑いがあり、9月に報告徴求命令を受けていた。立ち入り検査を通じて販売実態などの解明を進める。
FPパートナーは、ファイナンシャルプランナーなどの資格を持つ社員が家計の相談に乗る「マネードクター」を展開する大手保険代理店。
2024年11月30日 日本経済新聞
ファイナンシャルプランナー(FP)は中立な立場で、というのが建前ですが、日本ではなかなか難しい面があります。
そもそも、お金を払ってお金の相談をする、という発想がありません。そうなると、FPも仕事が成り立ちませんから、保険会社からコミッションをもらって販売する、という流れになってしまいます。
FP探し、中立性求めるなら独立系 金融商品販売も確認
ファイナンシャルプランナー(FP)の存在を知っている人は多いと思いますが、実際にお金の相談をしたことがある人はどれくらいいるでしょうか。アメリカでは「医者、弁護士、FPを友に持て」といわれ、人々の生活に溶け込んだ身近な存在です。
2023年6月5日 日本経済新聞
日本では、弁護士、FPを友に持つことは基本的にはないですね。
それにしても、85歳まで入れる医療保険などがありますが、公的保険制度が整っている日本ではそもそも医療保険はまず必要となるとは思えません。特に高齢者の場合には、後期高齢者制度があります。また、高額医療費制度もありますので、民間の保険は必要ないでしょう。
子供が小さい、借金がある、といった場面以外では保険は特に考えなくても良いと思います。