なにごともやってみなければわかりません。確かに、やる前からどうなるかほぼ結果がわかっていることもあります。しかし、実際に思った通りの結果にならないことがたくさんあります。
失敗すると思っていたが予想外にうまくいったとか、逆に、うまくいくと思っていたのにうまくいかなかった、とか。ほとんどが後者だとは思いますが。
一般的に言われている失敗とはなんだろう、と考えてみると、うまくいかなかったという経験なのだと思います。
確かに失敗は嫌な経験ですが、失敗という経験の積み重ねが知恵になっていくので、失敗がなければ知恵も得られず、だから逆境にも弱くなってしまいます。
バッハの名曲の裏には
バッハは、「音楽の父」と呼ばれています。好きな曲がたくさんあります。旋律はもちろん素晴らしいです。
生涯で1000以上という、大変な数の曲を書きました。まだ、全部聴くことはできていません。
しかし、中には駄作もあると言われています。名作を生むには多作が必要、ということだそうです。
名作の裏にはたくさんの駄作が必要で、これはバッハに限らず、もの作りの宿命なのだと思います。