ドライアイスで窒息

棺内のドライアイスによる二酸化炭素中毒に注意

葬儀の際、ご遺体の保冷目的で棺(ひつぎ)内に置かれていたドライアイスによる二酸化炭素中毒が疑われる死亡事故の情報が消費者庁に寄せられています。

国民生活センター

上記のページによると、棺内にドライアイスを設置し、蓋を閉めた状態で棺内の濃度を調べたところ、「二酸化炭素濃度は、テスト開始20分後には「ほとんど即時に意識消失」するとされる濃度(30%)を超え、4時間(240分)後には90%前後でほぼ一定」となったそうです。

これは恐ろしいですね。我が家でも生協から冷凍食品などが届くときにドライアイスが袋に残ったままの時があります。そのドライアイスを台所のシンクに捨てます。白い煙を吐きながら溶けていきますが、その時のシンクの状態もこれと同じ状況と言えるので(二酸化炭素は空気より重いので下に溜まる)、シンク内に頭を置いたら非常に危険ということですね。まあ、覗き込むような状況はまずないですが。

目次