コロナ禍で感じたこと、あれこれ

そらかぜ

スーパーに行ったら、本当にトイレットペーパーがどこにも売ってなかった。

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トイレットペーパーがなくなった

ある日、ホームセンターやスーパーに行くと、本当にトイレットペーパーやティッシュペーパーが見事にありませんでした。

リアルに売り切れの棚を見て、ニュースで言っていたことは本当なんだ、と改めてデマの恐ろしさを知りました。

マスクがなくなった

新型コロナウイルス騒動が始まった頃、マスクが不足しました。(アベノマスク騒動は歴史に残りますね。同じように、消毒液も不足しました。)

買い占めが起きたり、リヤカーで売り回る人が出たり。結局大量の在庫を抱えて、投げ売りしたようですが。

わたしはもともと、布製(オーガニックコットン)のマスクを使っていました。洗濯してアイロンをかければ清潔さを保てるので、数枚持っていれば困ることはありません。

使い捨てではないので、環境にも優しいし、布製をもっと普及させたほうがよいと思います。

また、ストローも使い捨てではなく、金属製のものを使っています。
買い物袋も百円ショップで買った、ポケットに入るサイズの袋をあちこちに入れてあります。

エコは身近なところから始められます。

心斎橋が閑散

新型コロナウイルスのせいで、春節だというのに、心斎橋が閑散としていたのには驚きました。

以前であれば、中国人や他の外国人がたくさんいて、ここは外国か?という状態でしたが、ものすごい人混みということはなく、道頓堀の橋などスカスカでした。

タワーマンションでコロナ患者が発生したら

新型コロナの感染者がタワーマンションで発生した場合、どうなるのだろうか。タワーマンションも、豪華客船と似たような状況だと思います。

アコギな販売

マスク不足に便乗して、マスクと栄養ドリンクなどを抱き合わせ販売している店舗があるそうです。まったく浅はかとしか言いようがありません。

利益など、たかが知れていると思います。それに比較して、あの店はアコギだ、と言う風評が広がり、後々の影響がのほうがはるかに大きいだろうと思います。なぜそれに思い至らないのでしょうか。

わたしなど、もうその店には行きません。コンビニでも、マスクを超高額で販売したとか。

商取引は継続的なもの、ということを忘れないようにしたいです。

サラダバーで、トングは素手、自分の皿を持つ手に手袋をつけるおじさんに遭遇

とあるレストランでのこと。

サラダバーがあり、このコロナ対策のご時世なのでトングを掴むために使い捨てのビニール手袋が置いてありました。私の前のおじさんが手袋をはめましたが、はめたのは自分の皿を持つ左手側だけ。トングは素手で掴んでいました。

そらかぜ

意味ないじゃん

あらゆるところを素手で触っているので、今さらそこだけ気を付けても仕方ないので、どうでもよいことなのですが、あのおじさんの行動が何だかおかしかったです。

コロナ禍の3月株主総会と在宅ワーク

新型コロナの影響で、株主総会の開催も困った状況になりました。

日本の上場企業の株主

総会では、株主に来ていただく動機付けとして、お土産や試食をするところも多いです。

確かに、顔と顔を合わせて議論することは大切ですが、それはあくまで少人数での話であり、大勢で集まる場合には当てはまらないと思います。

私は、スカイプなどネットで会議をすることも多いです。どうしても直接お会いしないといけないという場面は仕方ありませんが、ネットでの会議は移動時間や費用も削減できますし、お互いにメリットが大きいです(もちろん、ネット会議の問題点もありますが)。

遠方など移動時間を考えると1日仕事となってしまいますが、小一時間だけ、というときには柔軟に対応することができます。

また、在宅勤務も広がっています。

もちろんテクノロジーは万能ではありませんが、利用できる場面ではどんどん利用すべきだと思います。出社が美徳、という会社もまだまだあります。それでは生産性は上がりません。

オフィスで働け

テスラのイーロン・マスク氏が従業員への出社を求めていますが、これはよく理解できます。従業員の多くも出社したいと考えていると思います。

テレワークに向く仕事はもちろんありますが、何でもかんでもテレワーク、というのはありえないと思います。

人に会わないと仕事にならないものもあるし、ザイアンスの法則ではありませんが、直接会うことの重要性は絶対になくなりません。

わたしも、やはり対面には敵わないと感じています。会議はその時間だけ参加していればよいのではなく、廊下での立ち話が重要になったりします。会議が終わった後にちょっと残って雑談したら良いアイデアが出てきた、ということもあります。テレビ会議だと、「じゃあ」と、画面をプツッと切られて終わり。なんか物寂しさを感じます。

では繋いだまま、となると、今度は切るタイミングが難しくなります。対面であれば、「じゃあ」、とさりげなく立ち去ったり自然にできますが、回線を切るという行為はそれとはちょっと違う気がします。

また、用事がなければ繋ぎませんし、用事がなくともフラッと立ち寄るということもテレワークでは難しいです。ちょっと寄りました、というのはテレワークでは不自然になってしまいます。

また、音声が聞こえるが映像が見えない、映像が見えるが音が聞こえない、あるいはまったく繋がらないといったこともしばしば。生産性の向上を著しく妨げているように思えてなりません。

在宅だと意識して散歩するなど、運動不足解消に努めないといけません。通信費や光熱費などもバカにならないでしょう。一時期、朝活や社食も流行りましたが、食事中のミーティングも価値があります。

コロナで確定申告期限延長

2020年の確定申告期限は、4/16までに延長されました。これは英断だと思いました。税理士事務所も助かったと感じたのではないかと思います。

2月下旬に税務署の前を通ると、例年と変わらず高齢者などが寒い中行列を作って並んでいました。

日本人は真面目だと思います。もっとも、高齢者の場合、大半が医療費控除、ということもありますが…。

高齢者の大半は、もともと源泉税ゼロなので、申告しても還付がないということを理解されていない方も多いです。

確定申告をすると医療費が戻ってくると思っているらしく、還付ゼロに納得いかない方もいます。

「払っていない税金が戻ってくるはずがないんですよ」、と説明するしかないのですが、「そんなはずはない」、とおっしゃる方もおられ、困ってしまうことも。

一アマ試験中止

2020年春の第一級アマチュア無線技士国家試験が突如中止になってしまいました。当日、試験会場まで行ってから、実は中止になりました、という説明があり、直前の決定で連絡できなかったことについて謝られました。

交通費と受験料は返還されましたが、せっかく覚えたのに、とちょっとがっかりしてしまいました。

他にもたくさんの国家試験が中止や延期になりました。

わたしの場合は、この資格が取れないと困るということではないので、仕方ないな、で済みますが、仕事に必要な人や就職が掛かっている人にとっては大変な問題だと思います。

司法試験など、せっかく覚えたのに忘れちゃうよ、と思っている方も多いと思います。

もしかしたら、時間が伸びてラッキー、これで間に合う、と思っている人もおられるかもしれませんが・・・。

山での遭難、救助要請が増加

そらかぜ

富士山は登るものではなく、見るもの

このコロナ禍で、登山客が増え、それと同時に、遭難、救助要請も増えています。連日のように、新聞やネットニュースに載っています。

事前にもっと情報を収集し、自分の体力をきちんと把握し、安易な登山は控えないと、自分が辛い思いをするだけでなく、周りにも迷惑をかけてしまいます。

コロナのせいなのか、一人で入山する人も多いようです。何かあっても、発見されることもなく、最悪の事態になっているケースもあります。

岩場から転落するだけでなく、低体温症、落雷、クマやヘビ、ハチなどの危険生物、など命を落とす危険がたくさん潜んでいます。

わたしは、富士山には大学時代に一度登ったことがありますが、感想としては、富士山は登るものではなく、遠くから見るものだなあ、ということでした。

真夏だったので、麓は30℃以上ありました。ところが、登るにつれてだんだんと寒くなり、8合目付近になるとセーターが欲しくなりました。気温は既に10℃以下だったと思います。服装は、Tシャツ姿。若気の至りというか、思考が浅いというか、完全になめてかかっていました。あまりに寒かったので、服を借り、さらに持参した雨具を着て何とかしのぎました。

ちなみに、容赦無く照りつける紫外線で、日焼けで皮膚がボロボロ、あまりの痛さに帰宅してからがさらに大変でした。

5合目からほぼノンストップで8合目まで2時間くらいで登ったと思います。陸上部で鍛えていましたが、それでもきつかったです。最初は砂に足を取られ、次は急な岩場。景色を眺める余裕などほとんどありませんでした。

降りる時の眺めは素晴らしかったです。でも、遠くに見える山から富士山を見た方が遥かに綺麗なのではないか、そんなことをふと思いながら下山しました。

それ以来、一度も登っていません。

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