電気や電波(光も電磁波ですが)ではなく、光で伝送する、という発想は昔からあります。今でも光でモールス信号を送るということは行われています。
電子機器は抵抗による熱の問題がどうしても発生しますが、光をうまく使うことができれば、大幅に電力を抑えることができます。新しいチップができたら、NVIDIA一強からゲームチェンジになりそうです。
しばらく、この分野から目が離せません。
米MIT発スタートアップ、光でAI作動させ電力抑制
米マサチューセッツ工科大学(MIT)発スタートアップのライトマター(Lightmatter)は、人工知能(AI)の普及で増える消費電力を大幅に抑える技術を開発した。AIを作動させる計算を担う画像処理半導体(GPU)を、従来の電気信号の代わりに光の信号を使う素子で置き換えた。画像の解析やゲームの操作に成功した。
2025年6月24日 日本経済新聞