和算で有名な、関孝和の円陣です。
これは、特殊な魔方陣です。
魔方陣を見ていると、数の不思議に引き込まれてしまいます。
3つの軸の合計は、すべて同じになります。
- 17+18+19+1+2+3+4 = 64
- 14+15+16+1+5+6+7 = 64
- 11+12+13+1+8+9+10 = 64
3つの円周の合計は、すべて同じになります。
- 17+14+11+4+7+10 = 63
- 18+15+12+3+6+9 = 63
- 19+16+13+2+5+8 = 63
軸の合計と円周の合計の差は、中心の数字になります。
64 – 63 = 1
関孝和は江戸時代初期の人物です。「天地明察」に登場します。江戸時代の日本の数学のレベルはトップクラスでした。西洋が何でも進んでいるように考えるのは間違いです。