選択肢が多いと逆に困る

「売り手市場」就活 学生はまる「沼」 青田買いで早期化、待遇吟味で長期化

学生優位の「売り手市場」にもかかわらず、就職活動(就活)で大学生が疲弊している。青田買いしようと採用活動のスタートを早める企業が増え、大学生は就活を前倒しする。内定を得た後は複数企業の待遇を比較するのに時間がかかり、就活を終えるタイミングが遅くなっている。長引くことで「沼」化する令和の就活を探る。

2024年8月20日 日本経済新聞

売り手市場で、たくさんの企業から声がかかるようになると、もっと良い就職先があるのではないかと就職活動を続けてしまい、疲弊してしまう学生もいるとのこと。

これは株式投資でも起こりがちな現象です。できるだけ高値で売りたいと欲をかいて、売り時を逃してしまったり、先日のような大暴落に巻き込まれて、高値で売るどころか損失になってしまったり。

人間の能力には限界がありますので、選択肢が多いということは、逆に制約になってしまいます。

しばしば、アイデア出しでは制約を課します。その方が逆にアイデアが出やすいからです。制約なしに意見を出してもらおうと思っても、漠然としすぎていて、何から手をつけて良いかわからなくなってしまいます。

就職先はここしかない、という方がむしろ幸せかもしれません。

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