ChatGPTがかなり使えるものになってきた

わたし自身、ChatGPTを日常的に使うようになってきました。無料版でも十分使えます。

使い方については、東京商工会議所で生成AIを活用するためのガイドを作っており、ビジネス対応としてはこちらがとてもわかりやすいと思いますので、一読をお勧めします。

もちろん、ファクトチェック(裏を取る)が必要です。ChatGPTの出力は最初の頃に比べると、かなり正確になってきたと感じますが、まだまだ信用できない部分があります。ただし、ファクトチェックが必要ないものであれば、効果は絶大です。

新聞などで業務効率が大幅にアップした、という記事も頻繁に見かけるようになりました。ちょっと大袈裟な記事もありますが、わたしの実感としては5割アップといったところでしょうか。確かに、ファクトチェックが必要なければ、9割以上の効率性アップになると思いますが、ビジネス使用では、多くがファクトチェックが必要になりますので、それに時間がかかります。それでも、今までよりも半分は時間が削減できている感じがします。

一から文章を書かずに済み、出力されたものをチェックすればよいので、これは確かに楽です。一から書くというのはハードルが高いですが、取り掛かれるものがあればハードルが低くなります。

最大の問題がセキュリティです。安易に個人情報や機密情報を入力しないようにしなければなりません。サービス提供会社が個人情報や機密情報を学習に利用しない、保存しない、と言っていても、こちらで検証できないので、信用できません。なので、わたしは、自分のローカルPC上で動く生成AIをできるだけ使うようにしています(Pythonが使える必要があります)。

会計士の分野でも、IPOで活用する、という話も出てきているので、生成AIが活用できないと仕事にならないかもしれません。

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