日経平均378円安 「離れ小島」出現で年末株高に黄信号
13日の東京株式市場で日経平均株価が5日ぶりに反落し、下げ幅は一時600円を超えた。市場関係者の動揺を誘ったのが、株価チャート上に出現した「離れ小島(アイランド・リバーサル)」だ。相場の天井を示すサインとされる。円安進行でも下落する後味の悪い展開となり、年末株高に黄信号がともった。
2024年12月13日 日本経済新聞
株価や為替のチャート分析というのは、自己実現型でもあります。
このパターン、サインが出たから買いだ、売りだ、とみんなが思って実行するから実際にそうなります。
そういう意味では、チャート分析は思い込みで成り立っているわけです。
今はアルゴリズム取引が盛んですが、このアルゴリズムにしても過去の分析から成り立っていますから、ある意味、思い込みを引きずっている点では、チャート分析はあながち無意味とは言えないかもしれません。