ブックオフGHD、決算発表延期 架空買い取り疑い調査
ブックオフグループホールディングスは25日、7月16日に予定していた2024年5月期の決算発表を延期すると発表した。複数の店舗において、従業員による架空買い取りや在庫の不適切な計上で現金の不正取得の可能性が判明、調査するためとしている。
同社は外部の弁護士など3人による特別調査委員会を25日付で設置した。事実関係や業績への影響額を調査したうえで、再発防止策を提言する。
延期後の決算発表日は未定。国内外全店舗で臨時の棚卸しをする予定で、これに伴い店舗が臨時休業する見通し。
2024年6月25日 日本経済新聞
半年に一回は読み終わった本をブックオフに売りに行きます。そこでのやり取りを考えても、どうやって架空買取りを実行できたのか、興味があるところです。
いくつかのコメントでは、無料で引き取った分を有料で買い取ったことにして着服したのではないか、という意見もありました。そうなのかもしれません。しかし、買取りするときには身分証の提示と受け取りのサインが必要なので、果たしてそれができるのか、解せない部分もあります。
続報を待ちたいと思います。