わたしたちは、みな「籠の中の鳥」

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宗教2世

宗教2世、という言葉がたびたび登場します。

親の宗教を強制されることの問題に触れているわけですが、これを言い出すと、家を継ぐ、家業を継ぐということも、根っこは同じだと思う。その最たるものが皇室、となってしまうのではないでしょうか。

籠の中の鳥

わたしたちは皆、籠の中の鳥です。さまざまな「しがらみ」にがんじがらめにされながら生きています。

あちらの方が自由でいいな、と感じることは誰しもあると思いますが、それは幻想であって、あちら側はあちら側でまた違った苦労があるものです。貧乏には貧乏なりの、金持ちには金持ちなりの苦労があります。自由には必ず代償があります。

会社が嫌で会社から自由になるためには、会社を辞めなければなりません。そうしたら収入がなくなりますから、またどこかに就職、となると、結局、自由ではなくなります。

他人のお金で生活が保障された上で、誰の指図も受けずに自分の自由は確保したい。そのような都合の良いことがあったとしたら、それは理屈に合いません。


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