オーストラリア、16歳未満のSNS利用禁止案可決 世界初
オーストラリア議会は28日、16歳未満のSNS利用を禁止する世界初の法案を可決した。対象はX(旧ツイッター)やTikTokなどで、子どもが接続できないようにする対応を怠った企業には罰金が科される。
親の同意にかかわらず、子どものSNS利用が禁止されるのは国家レベルでは初となる。法律は成立後、1年後に施行される。
画像投稿サイト「インスタグラム」や「フェイスブック」なども対象となる。運営するIT(情報技術)企業は子どものアカウント作成を阻む措置を確立する必要がある。
2024年11月28日 日本経済新聞
これは良いと思います。でも、年齢認証をどうするかですね。
ちょっと前までは、もちろんSNSなど存在しなかったわけで、それでも特に困ることはありませんでした。
先日、アニメのシティーハンターを見ましたが、駅の伝言板に依頼が書いてあるシーンがあり、そういえば駅の伝言板ってあったな、と思いました。確かにスマホは便利ですが、なければないで何とかなるものです。というより、なくても何とかなってきました。
SNSはかなりの時間を奪います。インスタの無限ループにハマったり、LINEの返信をどう書くかで悩んだり、気が付くとあっという間に時間が経っています。そうなると、当然、他にするべき時間がなくなってしまいますので、わたしは最低限しかSNSは使わないように注意しています。
Z世代に再び「閉じた」SNS パラレル、友人限定でゲームや動画 複数使い分け親密圏構築
ごく親しい友人とだけ交流するSNSが、Z世代(1990年代半ば以降生まれ)やα世代(2010年以降生まれ)の間で広がっている。パラレル(東京・港)はゲームや動画を見ながらチャットする機能を提供する。多数の人から見られる「SNS疲れ」を回避するプラットフォームに、各社は若い世代を誘導。ターゲットを絞った広告配信にも乗り出した。
2024年10月30日 日本経済新聞
つながらない自由も大切です。兵庫県知事のパワハラ問題でも、夜間や休日にも指示が来たという項目があったと思います。一般企業でも同じような話を聞きますが、四六時中繋がっていたら疲れてしまいます。
また、戦争においては、情報戦が重要で、敵がどこにいるのか、味方がどこにいてどのような状況なのかを、通信で知る必要があります。電信が発明されるまでは、ドラや旗、火や煙だったわけで、今はさらにそれがSNSという高度な通信手段が与えられてしまいました。それが闇バイトなどという犯罪が可能になってしまっています。
海外から実行犯をあちこちから集めて、無差別に襲撃する、という仕組みは、配達員をあちこちから集めて特定の家に料理を配達するウーバーイーツと同じ仕組みとも言えます。
今は過渡期で、どう接したらいいのか、誰も最適な状態が分からずに試行錯誤している状態だと思いますが、そのうち落ち着いてくるのではないかと思います。