マンション管理の課題(1) 区分所有者は共同経営者
とはいえ、改良と修繕を合わせた「改修工事」には、さらに多額の費用が必要です。管理組合には、どのタイミングでどの程度の投資をするのが合理的か、という判断が求められます。この行為は「管理」というより「経営」と表現する方がふさわしいでしょう。
マンション管理の難しいのは、マンションの「経営」を区分所有者が「共同」で行う点です。委託管理であっても、合意形成や意思決定は区分所有者が担わなければなりません。
2024年6月12日 日本経済新聞
入居者数の多いマンションほど、いろいろな考え方の人が増えますので、さらに合意形成が難しくなります。わたしもマンションを所有していましたが、売却してしまいました。理事長や監事も経験しましたが、月一回とはいえ、ボランティアで参加するのはやはり負担が大きかったです。日々いろいろな問題が発生しますし、修繕の時期と重なるとやることが増えます。
所有するならやはり戸建てだと思います。マンションは賃貸がベストかもしれません。