本番のサイトは、最大アップロードサイズが1GBなので、画像やテーマ、プラグインなどを除外しておけば、まず問題にはなりません。
問題は、本番サイトからローカル環境にバックアップをする場合です。わたしのMAMPでのローカル環境では、デフォルトが8MBしかなく、画像やテーマ、プラグインなど極力除外し、記事だけのデータベースを移行しようと思っても、それほどの記事数でもないのに、5MBとか、7MBにもなってしまうので、すぐに8MBの上限に達してしまいます。
そこで、ローカル側の最大アップロードサイズを大きくできないか、ということで調べてみました(もちろん無料の方法)。
その結果、All in one WP Migrationのバージョン6.68を使い、プラグインエディターで編集するという裏技を発見しました。しかし、これではバージョンアップに対応できませんし、セキュリティ的にも問題です。インポートの時だけ6.68にするのも面倒です。
どうせコードをいじることになるのであれば、もっと良い方法がありました。バージョン6.68以外はできない、という記事もありますが、そんなことはありません。できます。それは、php.iniを修正するというものです。
MAMPで使用しているPHPのバージョンのフォルダ(MAMP>bin>php>「使用しているphpのバージョンのフォルダ」>conf)に入っています。(修正する前に、バックアップをとっておきましょう。)
修正するのは、以下の3つ。
- upload_max_filesize
- memory_limit
- post_max_size
; Maximum allowed size for uploaded files.
; http://php.net/upload-max-filesize
;upload_max_filesize = 32M ← コメントアウトする
upload_max_filesize = 500M ← 500Mにサイズアップ
; Maximum amount of memory a script may consume
; http://php.net/memory-limit
;memory_limit = 128M ← コメントアウトする
memory_limit = 500M ← 500Mにサイズアップ
; Maximum size of POST data that PHP will accept.
; Its value may be 0 to disable the limit. It is ignored if POST data reading
; is disabled through enable_post_data_reading.
; http://php.net/post-max-size
;post_max_size = 8M ← コメントアウトする
post_max_size = 500M ← 500Mにサイズアップ
サイズがアップしています。これで解決しました。(いつでも元に戻せるように、デフォルト数値をコメントアウトしています。コメントアウトを入れ替えれば、すぐに元に戻せます。)
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