AI翻訳は手放せないツールになりました。DeepLかGoogle翻訳のどちらかを使っています。DeepLの方が滑らかな訳という感じがします。正確性ではGoogle翻訳の方が優れているようですが。
iPhone搭載の翻訳は、だいたいの内容を知りたい場合には使えますが、不自然さが残るので、実用的ではない感じがします。
普段は無料版のDeepLで十分と感じています。無料登録で、最大5000文字まで翻訳できるので、まず困ることはありません。無登録の場合には、1500文字までの制限なので、短い文章ならこちらでも問題ないでしょう。
普段は、日本語・英語間の翻訳なのであまり気にする必要はありませんが、注意が必要なのが、マイナー言語への翻訳です。例えば、日本語からギリシャ語に翻訳するといった場合です。ここ場合は、いったん日本語から英語に翻訳し、その翻訳した英語をギリシャ語に翻訳する、という一手間をかけるとうまくいくようです。つまり、どのような言語もまずは英語に翻訳し、その翻訳した英語を目的の言語に翻訳するという手順を踏む方が望ましい結果が得られる(ハブ&スポーク方式)、ということになります。
なぜかというと、AI学習には膨大なデータが必要となりますが、そのほとんどが英語ベースです。つまり、英語のデータ数が圧倒的なので、学習結果も英語の場合の方がより正確になります。日本語からギリシャ語への翻訳となるとデータ数は非常に少なくなるのは直感的にもわかると思います。
現在、日本語ベースの生成AI開発が活発で、いずれ日本語ベースでも利便性が高まると思いますが、今のところは英語ベースで使った方が実用的といえます。
ただし、このようなAIを利用する際に注意が必要なのは、情報漏洩です。うっかり機密情報を入力してしまったらそれが学習に使われてしまい、現実的にはもはや回収は不可能でしょう。個人情報や機密情報を入力しない、というのは絶対です。
英会話学びたい、生成AIが相棒
スピーク、自然な会話で練習 デュオリンゴは文法や発音を解説
2023年10月31日 日本経済新聞
翻訳だけではなく、英会話学習もAIが頼りになりそうです。時間、場所に制限されずに学習できるのは魅力的です。また、恥ずかしい、という精神的ハードルも低くなり、学習者が増えることも期待できそうです。